全国のハローワーク求人を、まとめて検索。
手続き・利用ガイド

雇用保険被保険者証とは?ハローワークでの再発行手続きの方法

雇用保険被保険者証の再発行手続きの方法

雇用保険被保険者証とは?離職票との違い

雇用保険被保険者証と離職票の違い

雇用保険被保険者証は「雇用保険への加入」を証明する書類

雇用保険被保険者証(こようほけんひほけんしゃしょう)とは、あなたが「その会社で雇用保険に正しく加入していたこと」を国が証明する重要書類です。

この書類には、一人ひとりに生涯変わらない「雇用保険被保険者番号字」が記載されており、主に転職先へ入社する際、雇用保険の引き継ぎ手続きのために提出を求められます。

基本的には、退職時に会社から「離職票」などの書類と一緒に手渡されるのがルールです。

書類の形状は「横長の小さな用紙」であるのが一般的

雇用保険被保険者証は、一般的にA5サイズ未満の「横長の紙」として発行されることが多いです。

健康保険証のようなプラスチックのカード型ではないため、一見するとただの紙と勘違いしやすいので、誤って捨ててしまわないよう注意しましょう。

なお、企業によってはPDFなどの電子データで送付されるケースも増えています。その場合は、自身でA4用紙等に印刷して転職先へ提出すれば問題ありません。

離職票は「失業保険の申請時のみ」に使う全く別の書類

雇用保険被保険者証と離職票の特徴

同じタイミングで会社から渡されることが多いため混同されがちですが、「雇用保険被保険者証」と「離職票」は完全に別の書類です。

離職票には退職理由や賃金情報などが記載されており、ハローワークが受給資格を判断する際の判断材料として参照されます。一方、被保険者証は離職票のかわりにならないため、失業保険の手続きには使えません。

雇用保険被保険者証が「雇用保険への加入を証明する書類」であるのに対し、離職票は「退職および失業状態を証明する書類」という役割の違いがあります。

役割と提出先が全く異なるため、それぞれの用途を正しく理解し、再就職が決まるまでセットで大切に保管しておきましょう。

雇用保険被保険者証が必要になるタイミング

新しい職場への入社時|雇用保険の加入手続きに提出する

会社へ入社する際は、雇用保険の加入手続きのために雇用保険被保険者証が必要になります。

雇用保険の被保険者番号は、一度発行されたら転職しても変わらず、生涯同じ番号を使い続けます。

転職先の会社があなたを雇用保険に加入させる際、この番号が必要になるため、入社初日や事前の提出書類一式の中に含まれているケースが一般的です。

コピーや番号の申告だけでも対応してくれる企業もありますが、手続きをスムーズに進めるためにも、原本の提出を用意しておくのがおすすめです。

失業保険の申請時|受給資格の確認や仮手続きに使う

ハローワークで失業保険の受給申請をする場合にも、雇用保険被保険者証は使用できます。

必須ではありませんが、離職票とあわせて提示することで、受給資格の確認をスムーズに行えます。

また、万が一会社からの離職票の到着が大幅に遅れている場合でも、この被保険者証と身分証をハローワークへ持参すれば、失業保険の「仮手続き」を進めることができます。

離職票の到着をただ待つよりも給付スケジュールを早められる可能性があるため、手元にあると非常に便利です。

雇用保険被保険者証をハローワークで再発行するには?

全国どこのハローワークでも窓口に行けば即日発行できる

雇用保険被保険者証の再発行は、全国どこのハローワークの窓口でも対応してもらえます。

以前働いていた会社の所在地や、現在の自宅の住所に関係なく、お近くのハローワークや仕事帰りに立ち寄りやすい店舗を選んで問題ありません。

事前の連絡や予約は不要で、窓口へ行って申請すれば、混雑していなければ10〜30分程度でその日のうちに即日発行してもらえます。

ただし、被保険者証の再発行と同時に「失業保険(雇用保険)の手続き」も一緒に済ませたい場合は、自分の住所を管轄するハローワークで手続きをする必要があります。

単なる書類の再発行とは異なり、失業保険の申請は住民票がある住所の管轄窓口でしか受け付けできません。二度手間を防ぐためにも、来庁前に自分の管轄ハローワークがどこかを確認しておきましょう。

手続きに必要な持ち物は本人確認書類1枚だけでOK

再発行に使える本人確認書類
  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • パスポート
  • 在留カード など

ハローワークで被保険者証を再発行するときは、原則として「本人確認書類(身分証明書)1枚」が必要になります。

運転免許証やマイナンバーカードなど、顔写真付きの身分証があればスムーズに進められます。

場合によっては追加の確認書類を求められることもありますが、一般に身分証として扱えるものがあれば、問題なく再発行できるでしょう。

窓口に行けない場合はマイナポータルからオンライン申請を行う

近くにハローワークがない場合や来庁が難しい場合は、「マイナポータル」を利用したオンライン申請も可能です。自宅のスマホやパソコンから24時間いつでも手続きができるため、時間が取れない人には便利な方法です。

申請にはマイナンバーカードと、それを読み取れるスマホ(またはICカードリーダー)が必要になります。

また、オンライン申請の場合は即日発行ではなく、処理が完了した後に「郵送」または「電子公文書(PDF等)」での交付となります。そのため、手元に届くまでに数日から1週間程度かかるので、急ぎの場合は窓口へ直接行く方法を選びましょう。

退職時に雇用保険被保険者証をもらえなかった時の対処法

「退職したのに会社から送られてこない」「連絡が取れなくて手元にない」という場合の対処法を確認しておきましょう。

雇用保険被保険者証をもらえなかった時の対処法

以前の勤務先へ発送・送付漏れがないかまず確認する

雇用保険被保険者証は、法律によって退職時に会社が必ず本人へ交付(返却)しなければならないと義務付けられています。

そのため、退職後1〜2週間以内に離職票などと一緒に自宅へ郵送されてくるのが基本です。

しかし、会社側が「入社時にすでに本人へ手渡しているはず」と勘違いしていたり、単なる発送漏れや手続きの遅延が起きていたりすることは珍しくありません。

手元に見当たらないからといってすぐに紛失と決めつけず、まずは前の会社の人事や総務担当へ「退職後の送付書類の中に被保険者証が見当たらないため、発送状況を確認してほしい」と連絡してみるのが一番確実な解決策です。

会社への連絡が難しい場合はハローワークで直接再発行する

「前職が倒産してしまった」「退職時のトラブルで、どうしても以前の会社に連絡がしにくい」という場合も、ハローワークの窓口で対応してもらうことができます。

窓口で「紛失したため再発行したい」と伝えれば、前職の会社に知られることなくその場で新しい被保険者証を発行してもらえます。

書類を紛失していても被保険者番号が分かれば手続きできる

転職先への提出において、最終的に会社が求めているのは書類の原本そのものよりも、そこに記載されている「11桁の被保険者番号」です。

そのため、過去の「給与明細」や「離職票」、「年末調整の書類(源泉徴収票)」などのどこかに被保険者番号が印字されて残っていれば、それを転職先に伝えるだけで入社手続きを完了させられるケースがほとんどです。

手元に書類の山がある場合は、まず番号がどこかに書いていないか確認してみましょう。

また、番号だけ知りたい場合は、ハローワークで本人確認を行えばすぐに照会することも可能です。被保険者証は様々な書類に記載されているため、手元に残っている書類も確認してみましょう。

失業保険の手続きをすると雇用保険被保険者証は返却されない?

他の書類と混ざって返却されない場合がある

失業保険の制度上、被保険者証は必須書類ではありません。そのため、本来であれば簡単な確認だけ行い、返却されることが一般的です。

しかし、離職票や証明書類のコピーとあわせて被保険者証を提出すると、気付かずに回収されてしまったり、書類の間から落ちて紛失してしまう可能性もあります。

確実に手元に残したい場合は、提出時に「後で返却してほしい」という要望を伝えておきましょう。

別の用途で使いたい場合はコピーをとっておく

失業保険の申し込みの後にも被保険者証が必要な場合は、提出前にコピーをとっておくと良いでしょう。

失業保険の手続きでは原本提出が原則ですが、就職先に提出するものはコピーでも問題ないケースがほとんどです。そのため、ハローワークの窓口へ出す前に、何部かコピーをとっておくと便利でしょう。

企業へ提出する際はコピーであることを明言するか、被保険者番号だけを伝えれば手続きに支障は出ません。

書類が手元になくてもハローワークでいつでも番号は確認できる

雇用保険被保険者証を紛失してしまっていても、ハローワークへ行けば過去の加入履歴を参照できます。特別な申請などは必要なく、本人確認さえできれば即日・その場で番号を確認できるでしょう。

実際に、入社時には被保険者番号だけで十分というケースも多いです。被保険者証の原本がなくても、企業の迷惑になることはまずありません。

再発行の申請は企業からでも行えるので、原本がなければ企業側で再発行して保管してもらえます。

【Q&A】雇用保険被保険者証の再発行でよくある質問

再発行の手続きに手数料や費用はかかる?

雇用保険被保険者証の再発行手続き

雇用保険被保険者証の再発行は、基本的に手数料や費用はかかりません。ハローワークでの手続きは無料で行うことができます。

そのため、紛失してしまった場合でも費用面の負担を気にする必要はありません。必要なのは本人確認書類など最低限の書類のみです。

ただし、交通費や返送用封筒の切手代などは自己負担となるため、実際には多少の費用がかかることになるでしょう。

代理による再発行手続きはできる?

原則として、雇用保険被保険者証の再発行は本人による手続きが基本です。ただし、病気や遠方などのやむを得ない事情がある場合は、代理人による申請も認められます。

代理人が再発行する場合は、本人が署名捺印した「委任状」と「代理人の本人確認書類」が追加で必須となります。

また、ハローワークへ申請書と「返信用封筒(切手を貼付したもの)」、「身分証のコピー」を同封して郵送で申し込むことも可能です。

雇用保険被保険者番号だけを知る方法はある?

自宅にある「給与明細」を見るか、ハローワークの窓口で即日照会できます。

最も手軽なのは、前職の給与明細の隅にある「雇用保険番号」欄を確認することです。

手元に書類が一切ない場合は、ハローワークの窓口へ身分証を持って行き「番号だけ教えてほしい」と伝えれば、その場で調べて口頭またはメモで即座に教えてもらえます。

個人情報保護の観点から、電話口で番号を教えてもらうことは絶対にできないため、照会を希望する場合は、ハローワークに必ず来庁する必要があります。

雇用保険被保険者証はハローワークで簡単に再発行できる

雇用保険被保険者証は、転職時や雇用保険の各種手続きで使われる重要な書類です。紛失してしまった場合でも、ハローワークで再発行できるため、過度に心配する必要はありません。

再発行は全国どこのハローワークでも対応可能で、基本的には本人確認書類があれば手続きを進められます。窓口であれば即日発行されるケースも多いため、急ぎの場合は窓口を検討しましょう。

また、会社から受け取っていない場合や被保険者番号だけ確認したい場合も、ハローワークで相談できます。困った時は早めに問い合わせや再発行手続きを行い、転職や失業保険の手続きをスムーズに進めましょう。

あなたに合う仕事を
探してみませんか?

求人を検索する